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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

図書館で借りた絵本が意外と良かったのでご紹介します。『春の主役 桜』<気になる日本の木>シリーズ

 

図書館のテーマ別おすすめ絵本コーナーにあった本を借りたら、ちょっと意外性もあって、良かったのでご紹介します。

 

『春の主役 桜』という絵本です。 

 

表紙をめくると、ん?

 

なぜか、人の良さそうな天狗が犬を抱いて飛んでいます。。

 

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あまり興味が無さそうだった6歳娘が、「天狗が犬を抱っこしてる!」と真っ先に気が付きました。

 

おお、食いついたぞ~。

 

これは、のっけからいい感触です。

 

そもそも、桜の絵本なら、きれいな挿絵を見るだけでも季節感を感じられて、十分楽しいだろうと思って借りてみたのです。

 

早川司寿乃さんのイラストは、丁寧な線画にふんわりと優しい配色で、春らしくて素敵です。

 

さて、内容はというと、物語風ではなくて、意外にも理系っぽい感じでした。

 

よく見たら、<気になる日本の木>というシリーズ絵本で、作者の柚木陽子(ゆのきようこ)さんは、千葉大学で植物生態学を専攻された方だそうです。

 

 

  • どうして、桜前線って九州最南端が最初じゃないの?

 

 

こんな、大人でも勉強になりそうな、桜にまつわるお話がわかりやすく解説されています。

 

子どもには、物語絵本だけでなく、動植物その他の知識絵本もたくさん読んであげたいなと思っています。

 

子どもがもともと好きな内容だと食いつきもいいのですが、「写真と解説文」みたいな本だと、ちょっとつまらなそうにしていることもあります。

 

今回借りた絵本『春の主役 桜』は、一見すると知識絵本っぽくなくて、綺麗な桜だな~と読み始めたら、「クローン」という言葉まで出てきてびっくり (゚д゚)!

 

でも、かわいい天狗さんと犬が所々に出てきたり、ちょっとニヤリとする工夫もあり。

 

図鑑大好き系ではない、物語大好き系のこども(←娘はこっち)も、さらさらっと楽しく読めると思います。

 

すっかり気に入ったので、<気になる日本の木>シリーズの他の絵本も見てみたくなりました。

 

全巻4冊のシリーズのようです。

 

文は、桜の本と同じ柚木陽子(ゆのきようこ)さんですが、イラストはそれぞれ別の方が描かれているようです。

 

松の木の絵本がこちらです。  

 

宝船が浮かんでいますね~。いい感じです。

 

そして、こちらは杉の木の絵本です☟

花粉ばかりが注目されてしまう杉の木ですが、どんな内容でしょうか。気になります。

 

そして、どんぐりの木の絵本はこちら☟

こちらは可愛らしい感じの表紙で、娘も喜びそうです。

 

でも、このシリーズですから、しっかり知識絵本の内容に違いない。ギャップに期待してしまいます。

 

近所の図書館に全シリーズあるといいな~。

 

おしまい☆彡