着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

着物好きのこどもを育てるって、親のエゴとか言われたらどうしようかなと不安になったので…

 

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このブログを始めてから2か月弱が経過し、記事数が節目の50記事に到達したのを記念して、珍しくちょっと随筆風に書いてみようかなと思います。

このブログのタイトルは『着物好きが育てたら着物好きの娘になったので…』ですが、正確には「今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます」と続きます。

ちなみに現在娘は5歳、息子は0歳で、着物はそれぞれ四つ身と一つ身を着ています。

タイトルを決める時は、まだこのブログをどんな内容にするかぼんやりとしていました。

着物が大好きな私は、未来の日本ではもっともっと着物を着る人が増えて欲しいという思いが常にあって、まずは自分のこどもたちに着物を好きになってもらいたいと思っています。

どうやら娘が着物好きに育ってきたぞ!やった~という気持ちから、何となくこんなタイトルになりました。

そして、どうせブログに書くなら、誰かの役に立ちそうなことを書きたいと思ったので、独学ながらこどもの着物を手縫いで十数枚作ってきた経験が活かせたらと、和裁の記事が中心になりました。

他には、着物を始めたいと思っている方や着物初心者の方向けに、ちょこっとアドバイスができたらと思い、着物選びや着付けなどについても細々と書いていこうかと思っています。

現時点でブログの内容は、和裁:着物:その他=5:4:1ぐらいの感じになってきましたが、そもそも和裁の内容がほとんど子どもたちの着物(浴衣)であり、上に書いたように着物好きのこどもを育てたいという思いもあるので、このブログには「親子で着物を着てお出かけする!」という裏テーマも存在します。

お出かけ関連の記事では、基本的に自分が出かけたことのある場所しか紹介していません。そして、ほとんどが親子で出かけた場所なので、子連れでお出かけしやすい場所が中心です。

もちろん、子どもを連れずに着物でお出かけすることもあるので、今後はカテゴリーを分けて、大人向けのお出かけ先も紹介していこうかなと思います。

さて、娘には赤ちゃんの頃から着物を着せているので、着物を着たがるでも嫌がるでもないわけですが、最初の頃は、赤ちゃんに着物を着せて一緒に外出なんてしていると、「いくら着物が好きだからって赤ちゃんに着物を着せるなんて、変な人。寒かったり苦しかったりしないのかしら、かわいそう。虐待よ!」とか思われそうで(まったくの妄想です)、ちょっとドキドキしてしまいました。

よく考えればおかしな話です。ちょっと昔の日本なら赤ちゃんだって着物を着ていたわけですから。しかも出生後すぐって、赤ちゃんは着物っぽい産着を着せられて、しばらくは短肌着や長肌着も着物っぽい感じですね。

もちろん、母親ですから、寒くないかしら苦しくないかしらと考えて、いろいろ工夫もしました。冬には着物の下に発熱素材のタートルネックやレギンスを着せたり、上にはあったかいポンチョを着せたり。無理に帯を締めずに柔らかいガーゼの胸ひもだけにしたり、私の絞りの帯揚げを巻いてみたり。

結果として、娘は着物が苦しいとか寒いとか言わないので、そんな工夫も奏功したのかもしれないなと思います。こどもに着物を着せるときの工夫なんかも、いろいろ紹介していきたいと思います。

そして、私の不安をよそに、怪しい着物親子に対する街の人々の反応は、意外なほど温かかったのです。「可愛らしい!」「お母さんに作ってもらったの?よかったね」「よく似合うわよ~お雛様みたい」。人々がお互いに無関心で冷たいと言われる大都会東京で、親子でお出かけすると何度も何度も声をかけられます。

やはり年配の方が多いですが、同じく子どもを連れたお母さんに声をかけられることもあります。

こどもの着物姿の破壊力は恐るべきものがあると感じました。娘は「夏に浴衣でお祭り」にとどまらず、一年中、ウールや木綿の普段着着物を着て、普通に街中に出没します。5年も着物を着ていますので、着なれているせいもあり堂々としたものです。

娘もまだ単純なお年頃なので、「可愛いね」と言われるのが嬉しいようで、近所のちょっとしたお祭りでも、着物で行こうよとせがみます。おしゃれして行きたい!のだそうです。

最近は、私の半幅帯を使うようになり、帯締め帯留めを付けてあげたりすると、目をキラキラさせて「どれにしようかなー」と一生懸命選んでいます。

これからどうなっていくかはわかりません。着物姿だとちょっと目立つということが嫌になるお年頃もくるかもしれません。心無いお友達にからかわれたりするかもしれません。

もしも本人が嫌がったら、無理に着物を着せるつもりはありません。悲しいけれど初詣だけにします。。

でも本当のところは心配していません。娘には、すでに着物好きの遺伝子が発現しているように感じるのです。何しろよく似合います(親バカ)。私の方針で、ブログには娘の写真は掲載しませんが、本当に似合うんですよー。日本人だから当たり前ですが。

さて、息子はどうなるか。男の子はまた事情が違うかもしれません。でも着物男子って憧れちゃうので、着物好きに育ってくれないかな~と思っています。

こどもって親を喜ばせたい笑顔にさせたいっていうところもあるので、親のエゴでないとは言い切れないのですが、それでも、親子で一緒に何かを楽しめるって悪いことじゃないはず!と信じて。

もう少しお姉さんになったら、自分で着物を着られるようになるでしょう。最近は、お裁縫にも興味が出てきたみたいです。いつかおばあちゃんも一緒に母娘三代で着物旅行とかもしてみたい。まだまだ夢は膨らみます!