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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

ベビー用の被布を作る Day4:『たて衿』を縫う

 

被布づくり4日目は、たて衿を縫っていきます。

 

もくじ

 

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今回、たて衿を長方形にしてしまったのですが、出来上がりを見ると、やっぱり、上の幅が少し狭い台形のほうが衿元がきれいになったかなと思います。そのため、Day1の裁断図は台形にしてあります。

 

たて衿は、裏側まで表地でくるむように縫います。「わ」を横にしても裾側にしてもいいのですが、今回は裾に「わ」がくるように裁断してみました。

 

たて衿の中にはキルティング裏地が入りますので、たて衿を合わせるお腹側は随分温かそうです♪

 

自分で着てみることはできませんが、縫っている間、被布が膝の上にのっていると何やらぽかぽかするので、ちゃんと冬の防寒着になりそうですよ~。

 

前置きが長くなりましたが、さっそくたて衿を縫っていきます。

 

印付け

表地に、縫い代、たて衿幅(上)、たて衿幅(下)の印をつける

 

裏地を表地に縫い付ける

(1) 裾が「わ」になるように表地を中表にたたみ、たて衿つけ側(身頃に縫い付ける方)と反対側の縫い代に裏地を縫い付ける

※重なった表地2枚と裏地の合わせて3枚を縫う

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(2) 図のように、表地を開いてから、たて衿の上側の縫い代を折りたたみ、裏地を縫い付ける。

※表地の外側まで縫わないように注意する

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(3) 表返して、たて衿の上側の縫い代をくける

※内側に少し控えるようにくける

 

たて衿を前身頃に縫い付ける

(1) たて衿の内側(内側の表地と裏地)を前身頃の内側に中表に合わせ、たて衿の印通りに縫い合わせる

 

(2)たて衿の外側の表地を前身頃にくけつける

 

 

記事『ベビー用の被布を作る』へのリンク

プロローグ編:

ベビー用の被布を作る アンティーク着物のリメイク

ベビー用の被布を作る(番外編) アンティーク着物を解いてみたら

ベビー用の被布を作る 進捗報告

ベビー用の被布を作る 祝!完成 (*´▽`*)

ベビー用の被布を作る 着せてみた♪

 

6日間完成シリーズ:

ベビー用の被布を作る Day1 (訂正あり) 各部名称、寸法、生地選び、裁断

ベビー用の被布を作る Day2 身頃を縫う

ベビー用の被布を作る Day3 まちを縫う

ベビー用の被布を作る Day4 たて衿を縫う👈いまここ

ベビー用の被布を作る Day5 小衿を縫う

ベビー用の被布を作る Day6 肩揚げ、スナップつけ、背守り(最終日)