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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

(4~6歳向け)被布コートを作る Day4:『たて衿』を縫う

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もくじ

 

 


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被布コート作りの4日目は、たて衿を縫っていきます。

たて衿は、表地で裏地をくるむように作ります。ベビー用と同じく、今回も裾が「わ」になるように裁断しました。

上幅が13cm、下幅が14cmと少しだけ台形になるようにしています。

 

印付け

表地の裏側に縫い代の印をつける

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裏地を表地に縫い付ける

(1) 裾がわになるように表地を中表に折り、たて衿つけ側(身頃に縫い付ける側)と反対側の縫い代に裏地を縫い付ける。

 

※重なった表地2枚と裏地の合計3枚を縫い合わせます。

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※ここはかなり縫いにくいです。待ち針を間にも適宜うちながら縫うとよいです。

 

(2) 図のように表地を開いて、たて衿上側の縫い代を折り、裏地を縫い付ける。

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※表地の縫い代に裏地を縫い付けます。表地の表側の生地まで一緒に縫ってしまわないように注意してください。

 

(3) 表返して、たて衿上側をくける

※内側の生地を少しひかえるようにする

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たて衿を前身頃に縫い付ける

ベビー用被布の時は、前身頃をたて衿で挟むように縫いましたが、今回は、前身頃の表地と裏地の間にたて衿を挟み込んで縫いました。

このやり方のほうが、小衿を付けた後に、たて衿下がりを処理する時に楽になります。

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(1) たて衿を前身頃の裏地に中表に合わせて待ち針を打ち、たて衿の印通りに縫い合わせる。

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(2) 前身頃の表地をたて衿にくけつける。

 

左右のたて衿がついて、被布らしい形になってきました。

後は小衿をつけて、肩揚げとスナップつけをすれば完成です♪

 

記事『被布コートを作る』へのリンク

プロローグ編:

こどもの被布コートを手作り 

こどもの被布コートを作る(番外編)

被布コートを作る 進捗報告 やっと完成しました!

 

6日間完成シリーズ:

被布コートを作る Day1 被布コート各部名称、寸法、裁断

被布コートを作る Day2 身頃を縫う

被布コートを作る Day3 まちを縫う

被布コートを作る Day4 たて衿を縫う👈いまここ

被布コートを作る Day5 小衿を縫う

被布コートを作る Day6 肩揚げ、スナップつけ