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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

四つ身あわせ着物に挑戦! 裾は引き返しの八掛けに

 

(ほぼ)独学の和裁で、ゆるーく着物を縫っています。

 

浴衣やウール着物など、単衣仕立ての着物ならそれほど難しくないのですが、正絹の生地で袷の着物を縫うとなると、話は違います。。

 

現在、和裁教室でちくちくちまちま浴衣を縫っているところで、「先生!袷を縫いたいです!」と言える段階ではありません。

 

でも、春までに縫いたーい! 

 

いずれちゃんと習うとして、ひとまず娘ちゃんの四つ身着物を勝手気ままに縫ってみようかと思います。

 

これまで、毎年桜の季節には、コットンドビー生地で作った桜柄のひとえ着物を着せてきました。

 

tsupiccoro.hatenablog.com

 

桜柄のドビー生地が大好きなので、縫いたいような気もしますが…。

 

この春、娘ちゃんはついに小学生になります。そろそろ、正絹の袷着物を作ってあげたいのです。

 

素敵な桜柄の生地はないもんかと思っていたら、いつもチェックしているリサイクル着物やさんで、リメイク用の素敵な反物を見つけました。

 

裁断済みの小紋着尺を洗い張りしたもののようで、状態は悪くありません。

 

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娘ちゃんの好きなミントグリーンの生地には紗綾型の地紋が入っていて、墨絵のような枝垂れ桜のもようが描かれています。

 

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あまりよく調べていなかったので、生地の分量が足りるのかどうか積もってみることにしました。

 

すると…。

 

大人用の生地だと思いますが、左右の身頃分(3m×2)と、左右の袖の分(2m)しかありません。

 

8mってことは、羽尺(羽織用の生地)なのだろうか。うーむ。

 

衿肩あきと思われる切り込みがあります。

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大人用の着物を作るには、衽と衿の分が足りないのですが、四つ身の着物を作るなら十分足りるはずです。

 

身頃の生地は裾が30cmぐらい余る計算になりますので、裾を引き返し八掛け(共八掛)にしてしまおうかと思います。

 

大人の小紋着物から四つ身着物に仕立て替えをする事例として、そういう仕立て方を見たことがあったのです。

 

別八掛よりも何となく簡単そうだし…。

 

つまみ衽で引き返し八掛けってどうやって作るんだろう~、ちゃんとできるのだろうか~、ちょっと不安ですが、まあ適当に縫ってみたいと思います。

 

おしまい☆彡