着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

こどもの浴衣(四つ身)を作る Day11

 

本日のメニュー

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衿を衿幅に折る

衿幅(3~4歳:4cm、5~6歳:4.5cm、7~8歳:5cm)に衿を折って、待ち針でとめます(背中心⇒衿肩あき⇒剣先⇒衿先⇒剣先と衿先の間を数か所)。

※衿付けの時に、少し縫い代が小さくなったり大きくなったりしているかもしれません。衿幅が一定になるように、うまいこと調節してください。

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衿先どめ

衿先どめはなかなか覚えられなくて、いつも下のテキストを見ながら縫っていました。

最近はさすがに何も見ないでできるようになりました! 

右側から衿先どめをして、衿をくけていき、左側の衿先どめをしてから、残りの衿をくけます。

衿先どめのやり方については、赤ちゃん浴衣の記事(Day12)のほうで、かなり詳しく書きましたので、そちらをご参照ください。

tsupiccoro.hatenablog.com

 

衿をくける

(1) 右側の衿先のくけ代を内側に折りこみ、すくい止めをしてから衿をくけていく。

(2) 左身頃の衿もくけていき、衿先上20cmぐらいのところでいったん針を取る。

(3) 右の衿先と同じ要領で、左の衿先も衿先止めする。

(4) 残りの衿をくける。最後はしっかりすくい止め⇒玉止めする。玉止めは目立たない場所にする。

 

共衿をつける

衿を裁断したときに余った生地から共衿をとります。

共衿の長さは、剣先の下5cmぐらいにくるぐらいの長さです(あまり長いと胸ひもをつけるときに邪魔です)。

 

衿の柄合わせについて

今回はリップル生地を使用しています。リップル生地は比較的小さ目の柄が上下なく繰り返されるようになっていることが多く、柄合わせを気にしなくても特に問題ないので、これまで柄合わせについては書いてきませんでした。

唯一、共衿(共衿をかけない場合は地衿)だけは、少しだけ柄合わせに注意すると、出来上がりの見栄えが違います。

とはいえ、生地にそれほど余裕があるわけでもないので、いくつかある選択肢のなかから一番良さそうな柄を選ぶという程度で大丈夫です。

 

衿の柄合わせのポイント:

・左側の衿の目立つところに良い柄が出るようにする

・右側の衿にもそこそこ良い柄が出るようにする

・左右の衿を合わせたときにバランスがいいように

・左右の衿を合わせたときに柄がきれいに繋がるのも面白いかも

 

今回、地衿は下のような感じになりました。

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共衿をかける予定でしたので、柄合わせは全然気にしていなかったのですが、なかなかどうしていい感じです。もう共衿つけるのやめちゃおうかしらと思ったぐらいです。

 

でもやっぱり共衿をつけたほうが衿がふっくら素敵になるのです。

共衿用の生地をずらしたりひっくり返したりして、いろいろ検討していきます。

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今回の生地だと、やはり桜の花がわちゃわちゃっと固まっているところが良い柄かなと思われます。

①と③はいまいちです。

②だと右衿のほうが良い柄で、大事な左衿がちょっと寂しい感じ。

④だと衿が合わさるあたりに、左右とも桜の花がくるので満開!という感じです。

 

ということで、④に決まりましたが、何だか地衿のほうがよかったかも(-_-)

後悔先にたたず。地衿を切り取る前に柄合わせを考えるべきでした。反省。

 

共衿のつけ方

地衿をつける前に共衿をつけてしまう方法もあるのですが、これだと共衿だけ外したり、付け替えたりすることができないので、おすすめしません。

本来、汚れやすい衿を付け替えやすくするために共衿があるはずなので。。

(1) 共衿を半分に折って、背中心の位置を決める

(2) 表衿にくけつける側に縫い代分の折りぐせをつける

(3) 表衿側に待ち針で共衿をとめる

※剣先より上は0.2cmぐらい地衿の外側に出し、剣先より下は地衿と揃えます。

※このとき、机の上で衿をぺたっと広げたりせず、実際に着た時のように持って共衿を合わせたほうが、外側がつれずにきれいにつけられます。

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(4) 両端の待ち針だけ残して、ほかの待ち針をいったん外す

(5) 両端の縫い代の角を三角に折って、地衿に縫い付ける(表衿側のみ)

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(6) 再度待ち針をとめて、表衿側をくけていく

(7) 裏衿側は、両端も一緒に三方をくける(角ですくいどめ)

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後は袖をつければ、着物としての形は完成です!

もうちょっと! 

 

 

 

記事『こどもの浴衣を作る』へのリンク

子どもの着物(四つ身)を手作り 

こどもの浴衣を作る Day1 生地の下準備・裁断

こどもの浴衣を作る Day2 胸ひもを縫う・丸み型を作る

こどもの浴衣を作る Day3 袖の印付け・袖を縫う

こどもの浴衣を作る Day4 身頃と衽の印付け・背縫い

こどもの浴衣を作る Day5 つまみ衽を縫う・褄下ぐけ

こどもの浴衣を作る Day6 脇縫い・かくしじつけ

こどもの浴衣を作る Day7 脇縫い代の始末・身八つ口のかんぬきどめ

こどもの浴衣を作る Day8 裾をくける

こどもの浴衣を作る Day9 衿をつける

こどもの浴衣を作る Day10 衿芯を縫い付ける・洗濯止め

こどもの浴衣を作る Day11 衿先どめ・衿をくける・共衿をかける👈いまここ

こどもの浴衣を作る Day12 袖をつける・縫い代をくける

こどもの浴衣を作る Day13 腰揚げ・肩揚げ

こどもの浴衣を作る Day14 (最終日)胸ひもをつける・紐飾り