着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

着物の始め方 その① 着物・帯・襦袢・小物類をそろえる

もくじ

 

「着物を始めてみたいけど、何から始めたらいいのかわからない」という方へ。

 

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着物を着るのに必要なもの(こと)は?

ごくシンプルにまとめると、(自分で)着物を着るのに必要なのは以下の3つではないかと思います。

 

①着物・帯・襦袢・小物類

②着付けを覚えること

③着ていく場所と人前で着る勇気?

 

今回は、①着物・帯・襦袢・小物類についてです。

これは言うまでもありませんね。まずは着るものがないと。

 

着物一式または何かしら持っている場合:

振袖・留袖・訪問着など、普段着にならない着物の場合はちょっと横においておきましょう。

小紋(こもん)紬(つむぎ)の着物、ウールの着物など普段着になりそうな着物があれば、汚れなどがないか確認します。

☞着られそうな普段着着物があったら、サイズ(身丈裄「ゆき」身幅)を見てみましょう。

 

簡単に着物のサイズを確認する方法

  • 身丈は、着物ののあたりをつかんでよいしょっと持ち上げたとき、裾までの長さが自分の身長ぐらいがちょうどいいです。
  • これより短かったり長かったりするとおはしょり(帯の下で折り返す部分)ができなかったり長すぎたりします。それはそれで何とかできないこともないのですが、ちょっと上級者向きなのでやめておきましょう~。

 

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  • 裄(ゆき)は袖の長さです。Tシャツ一枚くらいになって、着物を羽織ってみればすぐにわかります。
  • 現代人は腕が長いので着物のが足りないことが多いのです。羽織ってみて手首の骨のぐりぐりが見えても、ちょこっとぐらいならOKです。 
  • 身幅は着物の左右の身頃を身体の上で合わせてみたときに、だいたい体が隠れそうなら大丈夫です。
  • すごーくふくよかな方が着ていた着物だと身幅が余り過ぎて、着物が背中のほうまでまわりそうな場合がありますが、着付けにくいので初心者はやめておくほうが無難です。                                                                                 

 

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普段着用の帯(名古屋帯

次に、も金糸・銀糸が入っているような帯ではない普段着の帯を合わせます。

途中から半分の幅に縫い合わせてある名古屋帯が普段着用の帯代表です。

 

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名古屋帯

色や柄はこの際あまり気にせず、持っている名古屋帯を使って、着付けの練習をしましょう~。

いざ着付けをしてみると、長さが足りない!という場合もよくありますので、使えそうな名古屋帯を複数用意しておくといいです。

長すぎる帯はちょっと面倒ですが、短いよりは何とかなります。

 

襦袢

襦袢ワンピースタイプと上下に分かれた二部式とがありますが、どっちでもOKです。裄(ゆき)が長い場合は、着物の外にはみ出してきてしまうので、肩のあたりをちょっとつまんで縫っちゃいましょう。

襦袢の身丈が長すぎて着物に隠れない場合、腰紐が余分に必要になって、不便なのでやめておきましょう。

裄も身丈もあまりに短すぎるのはNGですが、着物ほどは気にしなくて大丈夫です。襦袢で大切なのは、袖丈が着物と合うかどうかなのですが、最初はあまりうるさいことを言わず、少々長い・短い程度は目をつぶってしまいましょう!

 

小物類 

最後に小物類です。最低限必要なのは以下のものです。

・足袋

・腰ひも1本(帯を結ぶときに使う仮紐がなければもう1本)

・伊達締

・帯枕

・帯板

帯揚

帯締め

※さらに、体形を補正するのにフェイスタオルなどがあるとよい。

他にも、コーリンベルトだの仮紐だの着物クリップだの着付けにあったら便利なものがありますが、着付けの方法にもよるので、着付け教室などで指定されたものがあれば用意しましょう~(だいたい実家のたんすに眠ってる小物をかき集めれば足りるものです!)。

このうち帯揚帯締めは着物と帯をひきたてる超重要!なアイテムです。

何種類かあるようなら、いろいろ合わせてみて、ぜひ自分らしいコーディネートを作ってみてください。

帯揚げ&帯締めも金糸や銀糸の入ったものは普段着には使用しません。 

    

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必要なものが足りない!または一から揃える!という場合

さて、上で必要なものが足りなかった方、または一から揃える!という方は、お近くの着物リサイクルショップへGO!です。

「最初の練習用だから、お安いのでいいんです!」とお店の人にも伝えれば、何とか1万円で着物と帯が揃います。

小物類は、新品を買うと意外と高くついてしまう場合が多いので、頑張って実家のたんすを捜索しましょう!(リサイクルの小物類も販売されています)。

「いやいや私は形から入るのが好きだから最初から良いものを」という方もおられるかもですが、帯などは特に練習で結構くったくたになるし、色々見ているうちに自分の趣味がわかってきて欲しいものも変わってきます。

 

着付けの練習用には、なるべくお安いものをそろえるべし!です。

 

ただし、できれば着物はポリエステルではなく正絹のものをおすすめします。

洗えるからということでポリエステルウールを薦められる場合もあるかと思いますが、最初だからこそ、あの絹の着心地の良さを味わっていただきたいと思うのです~ウットリ。

縮緬(ちりめん)などの柔らかいものよりも、紬(つむぎ)のほうがパリッとして着付けやすいですが、柔らかものはやっぱりウットリです~。お好みの着物を楽しく選んじゃいましょう!

着物だけ、帯だけ買いたいという場合は、自分の着物や帯を持参して、お店の人と相談しながら合うものを選ぶといいですよ。こういう相談に気軽にのってくれて、希望のお値段のものをどんどん出してきてくれるお店がおすすめです(←ここ重要)。

帯はあまり重くないものを選びましょう!お店の人がしめやすい帯を教えてくれるはずです。

帯締めは断面が丸いもの(丸組)よりも、平たいもの(平組)の方がしまりやすくておすすめです。

 

ふう、まだまだまだまだ語り足りませんが、本日はこのへんで。

 

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記事『着物の始め方』へのリンク

着物の始め方 その② 着付けを覚える

着付け教室の帯結び(手結び vs 器械結び/前結び vs 後ろ結び)まとめ

着物の始め方 その③ 勇気を出して着物でお出かけ!