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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

半衿の付け方をちょっと変えてみる。「しろも」を使おう。

 

半衿を縫い付けるとき、これまで普通に木綿の手縫い糸を使っていました。

 

ふと思い立って、和裁の教科書で半衿の付け方を見てみたら、「しろも」を使うと、付け替えが楽とありました。

 

☟和裁の教科書(こちらはかなり本格的な内容です)

 

「しろも」は、仮縫いなどに使用される木綿のしつけ糸です。通常の手縫い糸よりも細くて、よりも浅いのだそうです。

 

☟綿しつけ糸「しろも」

 

ちなみに、新品の着物についている、絹しつけ糸の「ぞべ糸」とは違います。

 


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和裁を勉強し始めた頃は、「しろも」を使うと書いてある部分にちゃんと使っていましたが、最近、ぜんぜん使っていませんでした。

 

和裁を始めた頃より、少しは違いがわかるようになったかもしれません。ちゃんと使うことにしよう!と、しまい込んでいたものを引っ張り出してきました。

 

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「しろも」はこんな風に綛(かせ)の状態になっていることが多いのですが、そのままだと扱いにくく、こんがらがって大変!ということも。

 

そんな「しろも」の処理方法についても、『図説きものの仕立方』(村林益子著)に解説があるので、実践しています(もっとも、しまいこんで使っていませんでしたが…)。

 

綛を整え、片方の輪っかを残して、もう片方は切ります。

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それぞれの糸束に包装紙などを巻いておきます。

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糸束どうしを糸や紐で固定します。

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糸を使う時は、輪っかになっている方から1本ずつ引き出して使用します。

 

まずは、半衿つけから、「しろも」を使ってみようと思います!

 

本日で、10月も終わりですね。

今月も何とかかんとか、25記事達成です~ぱちぱち👏

 

ついに150記事に到達しました~。 

いつも読んでくださる方、スターをつけてくださる方に感謝の気持ちでいっぱいです!