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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

浴衣を着よう! 浴衣まわりのかわいい小物たち

 

さて、これまで夏着物浴衣をおすすめしてきましたが、今持っている浴衣を着物っぽく着たい!という方のために…

少しだけ着物っぽい小物をプラスしてみると、雰囲気が変わって楽しいですよ~。

ステップ1:真田紐帯締めをしてみる

浴衣用の帯飾りというのもプチプラで出回っておりますが、どうせなら、帯締め帯留めを用意してしまえば、着物用にも使えます。

でもお高そう…。確かに、正絹の三分紐(さんぶひも:帯留め用の細めの帯締めのこと)となると、なかなかのお値段ですし、ちょっと一般的な浴衣とは釣り合わないかもしれません。

そこで、私が愛用しているのは、最近着物好き界隈で密かなブーム!真田紐』(さなだひも)の帯締めです。

真田紐は、ちょっと前のNHK大河ドラマに出てきたあの真田幸村が考案したという説(真偽不明)もあり、ドラマのヒットで再注目されているらしいです。

さて、一般的な帯締めが正絹の組紐(某大ヒットアニメ映画のあの組紐です~)であるのに対して、真田紐は織物です。材質は正絹の物もありますが綿製の物もあって、お手頃価格で手に入ります。お茶道具などを入れる木箱を縛る紐としてよく使用されています。

下の真田紐の織元すみやさんのサイトでは、実際に真田紐を織っているところが見られます♪

www.sanadahimo.com

すみやさんのような織元直販サイトなどでは、10メートル(!)900円とかびっくりのお値段で購入できます(もっと短く切り売りするところもあると思います)。

切り口はそのままでもそんなにほつれない感じですが、きちんと結ぶなら、上記すみやさんのサイトに結び方が出ています。

もちろん、最初から帯締め用に販売しているものもたくさんあります↓

真田紐なら、お手頃価格にも関わらず安っぽくない! 色柄も豊富でお好みのものがきっと見つかります。

そして、しっかりした織物なので、帯締めとして締めやすいのです。名古屋帯などに締めても大丈夫!ちゃんと帯を押さえてくれますよ~(ほんとだよ)。

色柄の異なる2本の真田紐をちょっとずらして締めても、かわいいですよ~。

ステップ2:帯留めをしてみる

 帯留めも「お高そう」と思われがちですが、プチプラでかわいいものもたくさんありますし、手作りもできますよ~。

 

私が手作りした帯留めたちを真田紐に通してみました↓

お昼寝中のむすこちゃんつきサービスショット!

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材料はいろいろです。右下から、

・むすめちゃんの着物を縫った余り生地(綿ドビー生地)

・切れちゃったヘアゴムについてたお花の飾り(アクリルっぽい)

・お魚の箸置き(貝殻のモザイク?)

・お星さまの箸置き(同上)

・左上の三つは、母の趣味のこぎん刺し

 帯留め手作り用のパーツは「帯留め金具」で検索すると色々あります。

半幅帯に帯締め&帯留めをする方法について

帯締めだけで、かわいくリボン結びしてもよし(ちょっと中心からずらすとよい)。

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帯留めを通した帯締めを一巻きして、目立たないところで蝶々結びもよし

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③落っことしそうで怖い場合は、結んだ帯に通しておくと安心です

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いかがでしたか?
着物っぽく着るならやっぱり半衿をつけてみたいですね。それはまた別の記事で!