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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

大久保信子さんのトークショーで学んだ、着物美人になるための「お手入れと着こなし」

 

今年初めて「竺仙展」に参加しました。

 

久しぶりに浴衣をお仕立てする!という第一目標を無事に達成し、念願の松煙染め浴衣を注文してきました (´▽`*)

 

tsupiccoro.hatenablog.com

 

夏よ来い! てな気持ちです。

 

さて、もう一つ、今回の竺仙展で楽しみにしていたのが、「大久保信子さんトークショー」です。

 

大久保信子さんは、『着物スタイリスト』の草分け的な方で、七緒の紙面などにもよく登場されます。

 

 

講演やトークショーなどにもよく出演されているみたいですが、私はこれまでお話を拝聴したことはありませんでした。

 

どんな方なのかなーと楽しみにしていました。

 

今回のトークショーは、竺仙の小川文男社長が、着物にまつわるテーマについて大久保信子さんに質問していくという形式でした。

 

竺仙展初日はフォーマル着物について、2日目はカジュアル着物についてのお話でしたが、私が参加したのは2日目のカジュアル着物の回です。

 

トークショーが始まってすぐに、これはメモしたほうが良さそう!と思って、しっかりメモメモお勉強してきました 📓

 

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着物についての考え方は人によってさまざまで、伝統を重んじる人もあれば、革新的な考え方をする人もいます。

 

「着物ってよく知らないけど何か面倒くさいし胡散臭い」といった、あまりよろしくない業界イメージがあるような気もします。

 

はたまた、比較的若手の着物好き著名人は毒舌っぽくってちょっと怖いイメージです(だいぶ偏見あり)。

 

自由や変革がなければ廃れていく一方だと思いますが、私自身は、和裁をかじっていることもあり、和服にまつわる歴史的・文化的な背景も含めて着物が好きです。

 

トークショーを聴いてみて、大久保信子さんは、和装文化をとても大切にされていて、その上でさらに、どうしたら楽しく美しく着物を着られるのかということを追究されている方という印象を受けました。

 

ということで、すっかり大久保信子さんのファンになってしまいました~♥

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、今回、大久保信子さんのお話を聴いて、勉強になったポイントは主に2つです(他にもいろいろありますが、代表的なところだけ)。

 

 


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★一つ目のポイント★

『着物は日々のお手入れが大切』

 

大久保信子さんは、着物の丸洗いはしないのだそうです。日々のお手入れをしながら、袖口だけとか、衿だけとか、部分的に悉皆屋さんに持ち込んで洗ったりしみ抜きをしたりするのだそうです。

 

その他、日々のお手入れ方法について、こちらの著書であらためて勉強中です!

 

とりあえず、すぐできることで実践しているのが、体臭を逃がすために、着た後の着物を裏返して干すということです。

 

これまでも、もちろん干していましたけど、裏返してはいなかったのです。確かに、裏返したほうが、汗が抜けそうですね~。

 

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★二つ目のポイント★

『素人の着物は品よく・かわいく』

 

  • 衣紋を抜き過ぎない
  • 白の半衿は少しだけ、色半衿や刺繍半衿はたっぷり見せる
  • 「粋」に見せるのは60歳を過ぎてからで十分!
  • カジュアル着物なら袖に丸みをつけるのも良い

 

などなど、具体的なお話がとっても勉強になりました。

 

たまには、着物についての講義を聴きに行くのもいいものですね! 

 

おしまい☆彡