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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

着物好きな娘っていうけれど、本当に着物好きなのかどうかというお話。

 

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このブログを始めて半年がたちました。

 

ついに150記事到達です! 50記事ごとに、いつもは書かない長文を書くことにしており、こちらも3つ目の投稿になりました。

 

☟50記事到達

tsupiccoro.hatenablog.com

 

☟100記事到達

tsupiccoro.hatenablog.com

 

今回は、そもそも5歳娘は着物好きなのか? ということを、つらつらと検証してみます。

 

私は、間違いなく「着物好き」です。

 

大人が「着物好き」かどうかは、簡単にわかります。自分で着物を持っていて、七五三参りの子や新郎新婦の母でもないのに、着物を着ている人なら、だいたい着物好きです。

 

着物を着るには、まず着付けを覚えて、着物と着物まわりをひと揃え用意して、余程の達人レベルになるまでは洋服より時間をかけて着るわけなので、好きでもなければ、わざわざ着ないと思います。

 

 何より、大人は着物が好きかどうか自分でわかりますし、好きかどうか訊かれれば答えられます。

 

子どもの場合は、ちょっと事情が違います。

 

小学校高学年ぐらいになれば、着物が好きか、嫌いか、好きでも嫌いでもないけど別に着てもいいと思っているのか、訊けば本当のところを教えてくれるのでしょうか?

 

もうすぐ6歳の女の子の場合はどうでしょうか。

 

5歳の娘は「着物好き?」と訊くと「好き。」と答えます。

 

信じたい!その言葉を!でも、本当のところはどうなのさっ。と疑り深い母は常々思っています。

 

どうがんばっても誘導尋問のようだし、5歳にもなれば、母親が喜ぶ答えを知っています。

 

じゃあ、訊かなければいいのに、と思いながら、「わーい。新しいの作ってくれたの~?」とか言われると、つい「好き?」と訊いてしまいます。

 

時折ツンデレ気味のところもある娘ですが、根が優しいので、また訊く?と嫌がりもせず、「好きだよ~」と答えてくれるので、まるで新婚夫婦のようなやりとりを繰り返しています。

 

母を喜ばせるために好きと言っていても、それはそれで別にいいんです。優しい娘ってことですから。

 

でも、やっぱり気になります。

 

できる限り冷静に客観的に判断する方法はないものか。

 

娘を観察していて、着物が好きなのかな?と思う根拠は、

 

  1. 今日は洋服にしようよと言っても、「お着物着る!」と言うことがある。
  2. 私が縫い物をしていると、「<むすめ>ちゃんのお着物?」と訊いてくる。
  3. 着物を着て出かけるとき、「かわいいって言われちゃうかな~ぐふふふふふ」と嬉しそうに家を出る。
  4. 最近は、帯や帯留めを自ら選ぶことが多い。

 

意外と、3番あたりが「着物好き」っぽいと思うのですが、どうでしょうか。着物を着ているとお得ですよね~というのは、「着物好き」さんが誰しも思っているはず。

 

そして、先月ついに!『これからは、自分の着物は生地から指定します』宣言が飛び出しました。

 

この子は本当に着物好きかもしれない。

 

いやまて、今が重要な時期かもしれない。娘の着物の好みを、ちゃんと母が尊重できるかどうか、試されているような気もしてきました。

 

洋服も、最初は母親が自分の好みで選びます。3歳ぐらいから、女の子は自分の好みを主張し始めます。

 

えー、そのシャツにそのスカートはないでしょ~などと思いながらも、ある程度自主性を尊重します。

 

私は草木染が好きで、ちょっと渋めのカラーが好き。娘は鮮やかな色やカラフルなのが好き。親子で好みは違います。

 

手作りの着物や浴衣は、私がなるべくお安く仕入れた生地で作るので、洋服ほど選択肢はありませんが、なるべく娘好みの生地を探してあげようと思います。