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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

被布の背守りを縫う 『結び文』

 

娘の四つ身ウール着物の紐飾りを縫っていたら、そういえば、夏に作った息子くんの被布に背守りをつけていないことを思い出しました。

 

背縫いのない一つ身の被布です! 大変だ~。魔物が~。縫い目👁をつけなきゃ~。魂が抜けちゃう~。

 

でもちょっと疲れてきたから、何か簡単そうなのないかな(そんなことでいいのか!)。

 

と、『背守り練習帖』の図案を見ていたら、『結び文』というのが、シンプルで良さそうです。

 

よし!これに決めた。

 

結び文:

手紙やお神籤(おみくじ)の形。どこか恋の気配を感じる。

                 下中菜穂『背守り練習帖』field noteより

 

え?恋の予感? 何だかだんだん花言葉みたいになってきましたが、『背守り練習帖』ブックレットによりますと、「結ぶ」というのには、抜けやすい魂を結んで落ち着かせるという意味もあって、魔を祓う力があるのだそうです。

 

いいんじゃないでしょうか!

 

さっそく、縫ってみました~。

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おや!これはかつてない良い出来な気がする。

 

やっぱりシンプルなものから練習したほうが良いということでしょうかね。

 

☟裏地も赤

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しかし、これはどう考えても、現在の息子くんの背中より小さい気がする…。やはり、肩揚げを直す必要がありそうです。

 

さてさて、背守りシリーズの記事はひとまずここまでに致します!