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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

夏用の麻の襦袢を改造!(続き)小千谷縮の半衿をつける


過去記事で、木綿の衿芯をつけたところで力尽きた麻の透かし織りの襦袢です。

 

tsupiccoro.hatenablog.com

 

透かし織りはこんな感じ。紅葉の模様です。素材も麻なので涼しいですよ~。

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このままではあっという間に夏が終わってしまうので、頑張って、半衿をつけました。

 

☟銀座津田屋さんの閉店セールで手に入れた小千谷縮の絽の半衿です。

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初秋まで使えそうな秋草柄にしました。

 

小千谷縮は麻ですので、麻の襦袢に麻の半衿。麻大好きです♪

 

半衿の付け方は人によってさまざまだと思いますが、私の場合、だいたい以下のような手順です。

 

半衿を半分に折って、背中心の位置がわかるようにする

 

②表衿側の縫い代を1~1.5cmぐらい折る

 

③表衿の衿元にちょうど良い柄がくるように位置を決める

 

④衿よりも少し外側に出るように、表衿側に半衿を待ち針でとめる

 

⑤背中心から衿先にむかって、表衿側の左右それぞれをしつけ縫いする

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※1.5cm間隔ぐらいで表側に小さなぽつ程度の縫い目が出るように縫います

※衿先ですくいどめをします

 

⑥衿の内側に半衿を待ち針でとめる

※首回りは少しつり気味にするときれいに仕上がります

 

⑦左側の衿先⇒背中心⇒右側の衿先まで一本の糸でくける

※両肩回りの間は1cm間隔ぐらい、それ以外はもっと粗い縫い目でOKです

※衿先ですくいどめをします

 

半衿つけは面倒ですが、半衿を変えるのは着物の楽しみの一つでもあるので、あまりこだわりすぎず、なるべく気楽に作業するようにしています。

 

できました~。

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真っ白な半衿よりは、少し黄色みがあるほうが自然な感じで好きです。

さて、これで衿がしっかりしたし、きれいに着付けができそうです。

 

夏着物を着ておでかけします♪