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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

【七五三】こどものひとえ袖半襦袢を作る Day4:袖を縫う

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子供用のひとえ袖半襦袢づくり4日目は、いよいよお袖を縫います。

 

身頃は、晒(さらし)ですので、簡単にミシンでダダダーっと縫いましたが、お袖はやっぱり手縫いにしたいと思います。

 

でも、大丈夫です。

 

ひとえ袖半襦袢の場合、袖口側は生地の耳のまま(縫いません)なので、簡単です♪

 

無双袖を縫いたい!という方は、こちらの記事をご参照ください。

tsupiccoro.hatenablog.com

 

もくじ

 

 

印をつける

両袖を中表に半分に折り、内袖側(身体の前側)に印をつけます。

  • 袖丈+0.2cm
  • 袖幅+0.2cm
  • 袖の丸み(丸み型を使う)
  • 袋縫いの範囲(丸みの手前2cm・振りの縫い代×1.5)

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浴衣と違うのは、袖口をくけたり、袖口下を縫ったりしない(耳のまま)ので、その分の縫い代がいらないということです。

 

袖下の袋縫い

浴衣と同じ要領です。

(1) 生地を外表に合わせる。

(2) 丸みの手前2cmから、振り側の縫い代×1.5cmのところまで、袖下の生地端から0.5cmぐらいのところを縫う。

(3) 中表になるようにひっくり返してアイロンをかける(毛抜き合わせにする)。

 


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袖下から丸みまでを縫う

これも浴衣と同じ要領です。

  • 丸みの始まりは一針返し縫いする。
  • 丸み部分はなるべく細かい針目で丁寧に縫う。

 

丸みの縫い代を処理する

浴衣と同じやり方なので、以下の記事をご参照ください。

tsupiccoro.hatenablog.com

 

袖が縫えました!

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※振り側の縫い代は、袖を身頃に縫い付けてから三つ折りぐけにします。

 次回は、袖を身頃に縫い付けます。肩揚げをして完成です♪

 

記事『こどものひとえ袖半襦袢を作る』へのリンク

【七五三】単衣(ひとえ)袖の半襦袢を作る

こどものひとえ袖半襦袢を作る Day 1  寸法・裁断図

こどものひとえ袖半襦袢を作る Day 2  背縫い・脇縫い・裾縫い

こどものひとえ袖半襦袢を作る Day 3  衿を縫う

こどものひとえ袖半襦袢を作る Day4 ひとえ袖を縫う👈いまここ

こどものひとえ袖半襦袢を作る Day 5 袖をつける・肩揚げ