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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

コットンドビー生地で作った「桜のひとえ着物」の思い出

初回投稿日:2018年7月31日

最終更新日:2020年3月6日

 

これまで娘のために作った浴衣や着物はすべて大切に保管しています。風通しのためにも、ときどき出してきて思い出にひたったりしています (´ー`) 

 

浴衣が作れるなら、ひとえ着物が作れます。

 

真夏と真冬以外におすすめの生地が、浴衣地などよりもやや厚手のコットンドビー生地です。

 

格子状に織り柄があるので、まっすぐ縫えておすすめです♪

 

  


コットンドビーのひとえ着物


 

これまでにコットンドビー生地で作った桜の着物を並べてみました!

 

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桜着物sistersです♪ 左の2枚は一つ身、右は四つ身です。

 

右の四つ身は、制作時の翌年に肩揚げ&腰揚げを直していますので、だいぶ揚げ寸法が少なくなっています。下の着用時の写真は制作直後です。

 

どんどん成長しているのがわかります。一つ身は小さいので、簡単に縫えてよかったな。右のはだいぶ大きく見えるけど、今着たらつんつるてんです。

 

1歳の一つ身

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だいぶ渋いピンクで、一瞬おばあちゃんの作務衣かと思いますが… 

 

これを1歳児に着せたら意外と似合ったので、この後、渋め路線を突き進んでいきました。

 

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2歳~3歳の一つ身

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水色っぽい灰色地に桜吹雪の模様です。

 

2歳児に灰色? と夫には不評でした。男うけ狙ってないもんね、ふん! 

 

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風船は比較のために置いています(笑)

 

胸ひもをリボン結びにしたり、いろいろ試していたようです。

 

3歳~4歳の四つ身

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桜色地に白い桜という、桜ドビー生地らしい色柄です。胸ひもを緑系にしたら、三色団子みたいな色合いになりました。

 

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毎年出かけるお花見のお祭会場ですが、この時は行くのが遅すぎて風船がもらえず、ふてくされて何かむさぼり食っています(たぶん、お煎餅)。

 

アンティーク生地をリメイクした帯を巻いています。

 

こんな感じで、コットンドビー生地はわりと厚手なので、真冬と真夏以外用にひとえの着物が作れます。

 


肌寒い季節に着物を着せる場合の温度調節


 

こどもの着物は腰揚げがあるので、お腹周りは割とあったかいと思います。

 

温かく着るためのポイントは、背中・首・袖口・下半身です。

 

★背中  

作るときに大きめの肩当てをつけておく

 

★首   

寒い日はタートルネックのインナーを着せる

 

★袖口  

着物から見えても気にしない!長袖インナーを着用する

 

★下半身 

タイツ、レギンス、ズボン下を着せる

 

肩当ての付け方については、下の記事をご参照ください。

tsupiccoro.hatenablog.com

 

こちらにも肩当ての付け方を記載しました。

tsupiccoro.hatenablog.com

 

ヒートテックのレギンスやタイツもいいですが、意外と良かったのが、『ベビーストーリー』のズボン下です。

 

表地は綿100%ふかふかのニットキルト生地で、日本製というのもやっぱりうれしいです。

 

「ズボン下」って(ぷぷっ)。昭和のお父さんみたいだけど。

 

 

ちなみに、男女兼用なので、娘のおさがりを息子に着せています♪

 


桜柄のドビー生地をチェック!


 

ノムラテーラーさんから

 

 

 

 『布がたり』さんから

 

 

服地・布地のマツケさんから

 

 

2020年は、お花見のお祭りが開催されないだろうと思うと寂しいです(涙)

 

コットンドビー生地は、適度な厚みがあって、織り柄が紬のような風合いで、帯を手作りするのにもぴったりです。

 

 

風呂敷などによく使われていますが、着物や帯を手作りするのにも向いていると思います。