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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

【育児・習い事】ピアノの話だったはずが、最終的には着物の話になってしまった(再び)

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画像出展:写真AC


現在8歳の娘は、3歳半ぐらいからピアノを習っています。

 

音楽もピアノも大好きですが、練習はきら~い、という親泣かせなタイプです。

 

息子が生まれた時に、私が練習に付き合えなくなり、一度、危機的な状況になりました。

 

教室を移り、良い先生に巡り会えたことで、この時は何とか危機を乗り越えました。

 

tsupiccoro.hatenablog.com

 


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ここまで、山あり谷ありですが、娘なりのペースで上達してきました。

 

ちなみに、過去記事でご紹介した『ピアノどりーむ』という教本も、第5巻まで進みました。

 

ところが、小学2年生になった今、色々な歯車が狂ってしまっています。

 

中間反抗期に加えて、やはり、コロナの影響は無視できないと思っています。

 

全体的に無気力な様子で、ネガティブな発言が多くなりました。乱暴な言葉も増えました。

 

最近増えすぎたスクリーンタイム(主にyoutube)を制限することにしたので、機嫌が悪く、親子喧嘩ばかりです。

 

とにかくプール大好きっ子だったのに、スイミングスクールに行くのも嫌がるようになってしまいました。

 

ピアノも、ちゃんと課題曲を練習してあるのに、レッスンに行きたくないと言い出しました。

 

先生はとても優しいし、ピアノもやめたくないけど、行きたくない、という支離滅裂なことを言って泣きます。

 

いったい、どうしちゃったの?

 

悲しくて、こっちも涙が出ます。

 

とりあえず、レッスンを休ませて、話し合いました。 

 

「才能があるわけでもないのに、ピアノを習って何になるの??」

「ピアノをやめたくない理由はわからないけど、(直感的に)やめたら良くないと思う。」

 

やめたくないけど、それほど楽しくもないのか。

 

習い事ですから、もちろん、楽しいだけではすみません。

 

そういえば、最近、課題曲よりも熱心に、大好きな『紅蓮華』(初級バージョン)を練習しています。

 

楽しそうに弾いてるじゃんか!

 

そうだ!自分の好きな曲を弾く楽しさをもっと感じてもらえたら…

 

先生にメールしたところ、「心配ですね、お役に立てることがあれば…」というお返事をいただきました。

 

「ピアノのレッスンで、先生に紅蓮華の練習を見てもらう?」と娘に提案したら、娘の顔が急に輝きました。

 

「見てもらう!ちゃんと課題曲もやるから!」

 

もう一つ、母から提案をしました。

 

「弾けるようになったら、動画に撮って、おじいちゃんとおばあちゃんに聴いてもらおうか。」

 

これが決め手になりました。

 

娘ちゃん、浮上✨!!

 

「やるやる、やりたーい♪」

 

嬉しくなって、「発表会もなかったし、ドレスでも着て弾こうか~」と、さらにノリノリで提案すると…

 

「何言ってんの!着物でしょ!鬼滅だよ。」

 

え?

 

着物で弾くの?

 

・・・

 

何ていうか、鬼滅おそるべし。

 

そこは、着物好きの娘ですから、コスプレ的な衣装ではなく、ちゃんとした着物を着るのだそうで。

 

ドレスに代わる着物といったら、これですよね?

 

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くどいようですが、手作りです。

 

わかりました。せめて、市松柄の帯でも作りましょう。この母が。

 

くしくも、上の過去記事のときに、「着物でピアノを弾いてみたい」と言っていたのを思い出しました。

 

きっと娘は忘れていると思います。

 

忘れているけど、あの時と同じ気持ちなんだね。

 

ピアノの話だったはずが、なぜか着物の話になっているという、着物好きな親子なのでした。

 

ああ、早く『紅蓮華』弾けるようになって欲しいな!