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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

立春間近だけど春はまだ遠く、真冬に着たくなる椿柄の着物

お正月には梅の文様の着物が着たくなりますが、2月になると、椿の柄を身に着けたくなります。 椿は山茶花とよく似ていますが、椿の開花時期は山茶花よりも遅く、季語としては春の花に属するのだとか。 tsupiccoro.hatenablog.com といっても、別にこの時期限…

【着物コーディネート帖】小格子に菊模様織り出しお召に、アールヌーボーの綴れ帯で、イタリアンのランチコース

明日から2月です。2月にはちょっと特別な日があります♪ 結婚記念日が夫の誕生日でもあるのです。ドラマなんかだと結婚記念日を忘れる旦那様が怒られたりしますが、さすがに自分の誕生日なので、我が家では忘れられるということはまずありません。 雪は降らな…

大久保信子さんのトークショーで学んだ、着物美人になるための「お手入れと着こなし」

今年初めて「竺仙展」に参加しました。 久しぶりに浴衣をお仕立てする!という第一目標を無事に達成し、念願の松煙染め浴衣を注文してきました (´▽`*) tsupiccoro.hatenablog.com 夏よ来い! てな気持ちです。 さて、もう一つ、今回の竺仙展で楽しみにして…

もうすぐ立春。雛祭りもやっぱり着物で。

もうすぐ立春ですね。 息子がいたずら盛りなので、今年はお雛様をどうしようかと思案中です。 娘が幼い頃は、お人形とお道具に触らないよう、お雛様をベビーサークルの中に入れていました。 ☟娘2歳のとき(座敷童にしか見えない) 3月3日だけは特別にお雛様…

【着物コーディネート帖】臙脂色紬着物に変わり扇もようの帯

クリスマスマーケットには手作り半幅帯を合わせたえんじ色の紬着物。 さて、名古屋帯を合わせるならどれがいいかしらと考えてみました。 織りの着物に染めの帯という決まりごとには、特にこだわりはありませんが、やっぱり染めの帯が良さそうだったので、謎…

帯留を作ろう! その1:箸置きの帯留め

こぎん刺しの帯留めは手作り 着物のコーディネートを考えるなら、やっぱり帯留めがあると楽しいものです。 もくじ 帯留めの楽しみ 箸置き帯留めの良いところ 材料選び(箸置き) 波佐見焼の箸置き 九谷焼の小鳥さん箸置き 美濃焼の箸置き『ピンク猫』 波佐見…

【着物コーディネート帖】クリスマスマーケットは紬着物に手作り半幅帯でした

はて、そういえば、クリスマスマーケットに着て行った着物は何だったかな? 忘れそうなので、思い出してトルソーのとみ佳ちゃんに着せてみました。 屋外のイベントで、寒いし絶対にコートは脱がないだろうと思ったので、簡単に半幅帯で済ませました。 コット…

親子着物で浮世絵を見に美術館へお出かけ!

先日考えておいた美術館コーディネートで太田記念美術館へ行ってきました! tsupiccoro.hatenablog.com 面倒くさくなってしまったので、重ね衿はやめにしました…。 娘ちゃんは、いつもの手作りウール着物&被布コートです。 tsupiccoro.hatenablog.com 帯は…

【着物コーディネート帖】手作りのギンガムチェック帯を渋かわいい紬着物に合わせて

カジュアル着物に合わせるなら、コットン帯もおすすめです♪ もちろん購入しても良いですが、自分でも簡単に作れます。 片面がアヒルさん模様で、もう片面が赤とグレーのギンガムチェック柄という、リバーシブルのコットン名古屋帯を作ってみました! ☟手作り…

【着物コーディネート帖】華やか金彩入り枝花もようの小紋着物で美術展にでも

2019年の美術館スケジュールをチェックしていたら、何だか面白そうな浮世絵の展示を見つけました。 こじんまりした美術館をのんびり見たい気分にちょうど良さそうです。今週末で終わってしまうので、着物でお出かけしようかな。 www.ukiyoe-ota-muse.jp まだ…

こどもの無双袖半襦袢を作る Day6:袖つけ・肩揚げ

前回、お袖を縫いましたので、身頃にお袖を付けて、肩揚げをして完成です! もくじ 袖つけ 身八つ口の閂止め 肩揚げ 記事『こどもの無双袖半襦袢を作る』へのリンク 袖つけ 無双袖は、表袖を身頃に縫い付けたあとで、裏袖をくけつけます。 (1) 袖幅の印をつ…

【着物コーディネート帖】しょうざんウールの着物に梅と蝶々の縮緬帯

そういえば、今年の冬はまだお気に入りのウール着物を着ていませんでした。 ウール着物の女王「しょうざん」の着物です。「しょうざん」といえば、今は生紬の代名詞のようですが、ひと昔前はウールで一世を風靡したのだそうです。 特徴的な織り柄が、光の加…

こどもの無双袖半襦袢を作る Day5:袖を縫う

当初5日完成シリーズとして始めましたが、無双袖を縫うのと袖付けを一日にまとめるのはちょっと無理があるなーということで、6日完成に変更しました~。過去記事も後日修正いたします (;´Д`) ということで、5日目は無双袖を縫うところまでです。写真より図…

【着物コーディネート帖】紅花紬の着物に桃源郷もよう?の帯で竺仙展へ

先日の竺仙展には、何を着て行こうか色々悩んだ末に、お気に入りの紅花紬の着物で行ってきました。 紅花紬特有の淡い色合いの縞模様が大好きなのです。 そして、この着物の相棒のようになっている不思議な唐風景模様の帯です。 小物は、帯と同系色の帯締めと…

【着物コーディネート帖】縞に絣もようの紬着物にアヒル柄の手作りコットン帯

家族が寝静まってから、和装用のトルソーに着物を着つけて遊んでしまいました♪ 和装用のトルソーは着付け練習にもおすすめです。 tsupiccoro.hatenablog.com 今回トルソーに着付けたのは、縞に絣もようの紬の着物と手作りのコットン帯です。 ☟お揃いの手作り…

【着物コーディネート帖】初詣の着物は、松に梅と菊もよう織り出しお召に枝梅の帯

なかなか出番が来なかったトルソーのとみ佳ちゃんに、初めて着物を着せてみました! トルソーに着付けるのはこれが本当に初めてなので、四苦八苦 (;´Д`) 生身の人間と違って、腕を上げ下げしたり、身体の向きを変えたりしてくれないから大変でした~。 まだ…

第65回竺仙展に行ってきました! その1

2019年1月11日~12日に第65回竺仙展が浅草の台東館で開催されました。 65回目ということは、第1回は1955年(昭和30年)に開かれたということですよね。そして今回が平成最後の竺仙展ということになるんですね。歴史を感じますね~。 竺仙の今年のテーマは『…

こどもの無双袖半襦袢を作る Day4:衿を縫う

もくじ 衿の印付け 後身頃の印付け 衿つけ 衿にきせをかける 衿芯をつける・洗濯止め 衿先止め・裏衿をくける 記事『こどもの半襦袢を作る』へのリンク 4日目は衿を縫っていきます。 半襦袢の衿は、大人用の場合は「バチ衿」といって、衿幅が衿先に向かって…

冬の半衿特集! ふくれ織り、ベロア、椿柄にうずら縮緬。

半衿は付け替えが面倒ではありますが、着こなしの上で隠しスパイス的な要素にもなったり、着物に合わせて選ぶのは楽しいです。 すっきりとした無地の白半衿や無地の縮緬半衿、古典柄や草花の刺繍半衿など、比較的定番の半衿が揃ったら、一味違う半衿も気にな…

着付け用トルソー『HALUKA和装ボディ可動腕つき(くるみヘッド)』を組み立て!

和装ボディ(トルソー)をいよいよ組み立てます♪ 送料無料 新和装マネキン 和装トルソー 着付けボディ 可動腕 ベージュ(くるみヘッド) posted with カエレバ マネキンショップハルカ Yahooショッピングで見る 楽天市場で見る もくじ 開梱する。 部品は以下の…

親子お揃いの手作り帯でお出かけ♪ 銀座マロニエゲートのペネロペカフェへ。

一昨日、親子着物で初詣に出かけたばかりですが、娘ちゃんが着物でお出かけしたいからどこか連れて行って~というので。 色々考えて、銀座マロニエゲートに期間限定オープン中の『ペネロペカフェ』に行くことにしました。 ☟Eテレでアニメ放送もしているペネ…

こどもの無双袖半襦袢を作る Day3:脇縫い・裾縫い

Day2の投稿から間があいてしまいましたが、こどもの半襦袢づくり3日目です。 今回は、身頃を縫っていきます。綿ネル生地なので、簡単にミシンで縫ってしまいたいと思います! もくじ 生地端の処理 脇縫い 脇縫い代の始末 裾縫い 記事『こどもの半襦袢を作る…

親子着物で初詣に行ってきました!

ちょっと遅めの初詣ですが、近所の神社へ家族でお参りしてきました。 娘は手作り4点セット(半襦袢+四つ身ウール+被布コート+ショール)です♪ ⇒よく考えたら5点セットでしたー。 被布の下に、手作りの帯を締めています。 帯は、お正月っぽくこちらのにぎ…

ついに恐れていたことが…「着物って冬に着てもいいの?」と娘に言われて。

昨年5月に始めたこのブログも、毎月25記事を投稿し続けて、ついに200記事に到達しました。 普段は、主に子どものために縫った着物のことや、季節ごとに気になる着物の文様などをテーマにしています。 何となく、50記事到達ごとに書くことにした随筆風の記事…

一つ身ウールの背守りは、帆掛け船。

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします! さて、年末に縫い始めた息子くんの一つ身ウールは、両袖もついて着物としてはほぼ完成し、あとは腰揚げ肩揚げをして、胸ひもをつけるだけです。 そして、一つ身にはやはり「背守り」をつけ…