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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

着物でピアノを弾いてみたい、らしい。ピアノをやめさせようか悩んだら。

 

いつも読んでくださる方、スターをつけてくださる方。

ありがとうございます!

四つ身浴衣のシリーズを書き終えてちょっと燃え尽きた感じになり、ちょうど息子くんがつかまり立ちを覚え始めて目が離せなくなり、なんだかんだでしばらく更新が滞りました。。

つたないブログですが、読んでくださる方がいると思うとやっぱり励みになります!

ぼちぼち頑張ります。

 

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さて、今回はちょっと育児がらみのお話です。 

現在5歳の娘ちゃんは3歳半ぐらいでピアノを習い始めました。

山あり谷ありでやってきましたが、ここのところ、0歳息子くんの世話に追われる母が一緒にできないときも、ひとりで楽しく練習をするようになってきました。

もし、ピアノをやめさせようかと悩んでいるなら、ちょっと待った~。

急にバリバリひとりで練習しだすかもしれませんよ。

 

さて、ピアノを習い始めるきっかけというと、子どもが自分から習いたいと言い出す場合もあると思いますが、3歳ぐらいで始めるとなると、親の希望によるところが大きいですね。

パターンとしては、親が習っていてピアノを弾けるから子どもにもというケースもあれば、自分が弾けないので子どもには弾けるようになってほしいというケースもあるかと思います。

我が家の場合、私自身が親に頼み込んで中学生の時にようやくピアノを習わせてもらったので、もし習わせるなら我が子にはもっと早くからという気持ちがありました。

音楽に興味がなさそうなら習わせなくてもよいと思っていたのですが、娘ちゃんはブラスバンドの生演奏を聴いたりすると踊りだす赤ちゃんだったので、習わせることにしました。

今思うと、音楽というよりもダンスが好きなのかもしれません…

娘ちゃんは、3歳半でピアノを習い始めたときから、5歳になり今年の春まで、同じ先生に習ってきました。

最初の数か月はピアノの前に座っていることができなかったり、座っても私に抱きついてピアノに触りもしないという日もありました。

先生は音大出身の若い女性で、時にはリトミックのようなことをしたり、優しく教えてくれましたので、だんだん慣れて発表会にも出られるようになりました。

決して悪い先生ではなかったと思います。

家での練習はというと、本当は毎日一緒に練習したほうがいいのはわかっているのですが、仕事から帰ってお迎えに行って夕食を作ってという流れの中で、ピアノの練習の時間をとることは難しく、レッスンのある土曜日だけ練習する感じでした。

3歳~4歳ですと、一人で練習するのはまず無理です。我が家はピアノがリビングにはないので、ますます無理です。

土曜日だけ練習するのですから、娘ちゃんも自信をもって弾くことができずいらいらしがちになり、毎回喧嘩のようになりました。

もうやめさせたほうがいいだろうかと何度も思いましたが、「やめてもいいんだよ。」と努めて優しく言っても「絶対やめないもん!」と泣きながら言い張るのです。

でも練習をしながらいつもプリプリ怒りだします。怖いのでこっちが泣きそうです。

そんな感じで途方に暮れていましたが、今年の春、先生にもちょっと事情があり、こちらも環境を変えてみたかったので、思い切ってピアノ教室を移りました。

前回はそれほど深く考えずに決めたのですが、今回はピアノ教室のHPを熟読して、娘ちゃんに合いそうなところを選びました。

新しい先生は、子育て経験のある指導歴20年以上の先生です。とても優しいのですが、「毎日歯磨きをするのと同じように、毎日ピアノに触りましょう。」などと、練習の仕方についてもわかりやすく教えてくれます。

教材についてもいろいろ試して研究を積まれている様子で、子どもの指導にはこれが一番!と選んでくれたのが「ぴあのどりーむ」という教本です。

メルヘンな絵が何ともかわいらしい教本です。

ぴあのどりーむ 1 初級ピアノテキスト はじめてピアノをならう

ぴあのどりーむ 1 初級ピアノテキスト はじめてピアノをならう

 

 

ちなみに、これまで使用していたのは「みんなのおけいこ」です。

みんなのおけいこ(1) 幼児のためのピアノ入門書 ポコの会

みんなのおけいこ(1) 幼児のためのピアノ入門書 ポコの会

 

 

特に悪い教本だとは思いませんでしたが、先生によると、わりと難しいのだそうです。「よく食らいついていたねー」とのことです。

それに対して、「ぴあのどりーむ」は、最初は「ド」の音だけの曲をいくつも弾くぐらい少しずつ少しずつ進んでいきます。

娘ちゃんにとっては簡単な内容でしたが、自信をもって弾けるのがいいらしく、楽しそうに練習しています。

そしてなんと、毎日(!)ひとりで練習するようになりました。

ほったらかしも良くないので、ときどき様子を見ますが、基本的には一人で30分ぐらい練習します。

 

この子いったいどうしちゃったのーという感じです。

 

歯車がうまく回りだすと子どもってこんなにも変わるのかとびっくりです。

ピアノをやめさせようかとお悩みの親ごさんも多いかと思いますが、もしお子さんがピアノを嫌いでないようなら、教本を変えてみるのも一つの手かもしれません。

通常、教本を選ぶのは先生ですが、相談してみるのもいいと思います。良い先生でしたら、相談にのってくれるのではないでしょうか。

 

そして、ピアノ教室を移ってみるというのもありだと思います。

 

ころころ変わるのはどうかと思いますが、先生の指導力、子どもと先生との相性はやはり大事なようです。

 

*****

 

さて、話はかわりますが、先日、着物を縫う私の手元を見ながら、娘ちゃんが「はっ」と突然思い付いた様子で、「お着物をきてピアノの発表会とか素敵じゃない??」とか言い出しました。

いやいや私は何も言ってません(ほんとだよ)。

でもちょっと私も妄想したことがあったので、テレパシーか!とびっくりしましたけど。

中村紘子さんも若い頃にヨーロッパで振袖を着てピアノの演奏をしたとかききますが、いったいどうなんでしょう。

ちょっと調べてみましたら、着物を着て演奏するピアニストもいらっしゃるようです。

hidekosato.com

 

ちょっと聴きにいってみたいかも。

最後はやはり着物の話になってしまうのでした!