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着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

浴衣姿にはやっぱり下駄! 歩きやすさと見た目の良さで選ぶなら高小町の下駄がおすすめです♪

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素敵な浴衣姿は足元から!

 

2019年の夏が近づいてきました。

 

夏といえばやっぱり浴衣です!

 

浴衣を素敵に着こなすなら、下駄選びにもこだわりたいところです。

 

下駄というとどんな物を思い浮かべますか?

 

カランコロン♪ 二本歯の桐下駄(駒下駄)もいいですね。

 

主流は、気軽に履ける右近タイプでしょうか。

 

 

下駄風のサンダルも悪くはないですが。

 


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本格派だけど歩きやすい小町下駄がおすすめ!

 

着物歴がかれこれ20年近くなろうかという私のイチオシは、小町下駄です。

 

小町下駄とは?

 

下駄を横から見ると、前側が斜めになっていて(のめり)、後ろ側がチャンキーヒールのようになっている下駄です。

 

 

右近の下駄と似ていますが、右近の場合は、台が低めで、前側の歯がカーブを描いて接地面積広めであるのに対して、小町ではくっきり斜めになっているところが違います。

 

接地面積が広い方が安定感がありますので、「小町下駄」でも、少し接地面積を広くとって、右近に近い形状になっているものもあるようです。

 

足裏が乗る表面は、平らな物もあれば、履きやすいようにやや反りが入っている物もあります。

 

小町下駄には対象年齢がある?

 

「小町娘」というと、町で評判の美人の娘さん(未婚)のことですので、昔は専ら若い娘さんが履く下駄だったようです。

 

駒下駄などに比べると、ヒール部分に重量がありますので、若くて体力のある娘さん向きということと、すり減っても長年履き続けられるようにということもあったようです。

 

(余程のお年寄りでない限りは重量は気にならないと思います。)

 

ですが、そもそも下駄はフォーマルな場面では着用しませんので、特にしきたりのような物はありません。

 

(草履の場合は、礼装用と普段着用に明確な区別があります。)

 

現代では、下駄の種類をよく知る人も多くありませんので、まったく気にする必要はないと思います。

 

ということで、既婚で二児の母である40代の私は、黒塗りの高小町の下駄を愛用しています♪

 

冒頭の写真のように、小町下駄を履くと、自然とややつま先立ちのような立ち姿になるので、浴衣姿がエレガントに見えておすすめです。

 

台の素材や鼻緒の柄などによっても、可愛らしい感じから渋めのものまで、印象も変わります。

 

小町下駄いろいろ

 

『洒落きもの助六』さんの高小町下駄

 

過去記事でもご紹介していますが、私はこちらの下駄を長年愛用しております♪

 

☟祐天寺にある『助六』さんのHP

洒落きもの助六

 

tsupiccoro.hatenablog.com

 

同じような下駄をネットで探しても見つからない!のです。 

 

東京は目黒区祐天寺にある助六さんは、リサイクル着物屋さんでもあるので、全国のデパート催事でお忙しいらしく、店舗営業は不定期とのことです。

 

お尋ねになる場合は、事前に営業日を確認してくださいませ。

 

『ひらいや』さんの白木ホースヘアー小町下駄

 

白木の台が綺麗な木目ですね。鼻緒はドイツ産のホースヘアー(馬のたてがみ)という逸品です。

 

さすが、東京は台東区谷中にある老舗の履物屋さん製造のお品ですね。とても上品な下駄です。

 

『はきものおしゃれ工房・さいと』さんの今どきの下駄の台小町型

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

今どきの下駄の台桐小町型【焼き加工】

 

 (2019/5/31時点)

チェックする

 

台は「焼き加工」・「黒本塗り」・「桐みがき加工」などの種類があり、鼻緒は別売りで選べます。

 

レビューは高評価ですが、とてもリーズナブルな価格です(!)。

 

台には少し反りが入っている様子で、底にゴムが貼ってありますので、歩きやすそうです。

 

小町下駄を着物に合わせて

 

下駄というと、浴衣に素足で合わせるイメージですが、足袋を履いて紬や木綿、ウールなどの普段着物に合わせてもおしゃれです。

 

夏の浴衣だけでなく、一年中履くことができますよ~。

 

いかがでしたか?

 

おしゃれは足元から。お気に入りの下駄を見つけて、浴衣&着物ライフを楽しみましょう~。