page contents

着物好きが育てたら、着物好きな娘になったので…

今度は着物好きの息子を育てようと企んでいます。娘に着物を着せたくて、独学で和裁を始めました。子どもの浴衣や着物のことや、着物でのお出かけなどについて書いていこうかなと思います。和裁についてはまったくの独学なので、おかしなところもあると思います。参考にされる場合はご承知くださいませ。

こどもの無双袖半襦袢を作る Day2:裁断図

 

半襦袢づくりの2日目は、生地を裁断します。

生地の裁断の前に、水通しをしてください。 

 

もくじ

 

裁断図

 

胴部分に綿ネルなどの広幅生地を使用し、無双袖で作る場合の裁断図を描いてみました。

 

5~6歳児向け:

f:id:tsupiccoro:20181229161030j:plain

 

3~4歳児向け:

f:id:tsupiccoro:20181229161321j:plain

 

袖と裾除け用の生地は、広幅の場合、反物幅(または袖幅に縫い代2~3cmを加えた長さ)に半分に折った状態で裁断します。

 

今回は、着物の袖丈が47cmでしたので、袖下の縫い代を含めて以下のように裁断しています。

 

f:id:tsupiccoro:20181229161702j:plain

 

袖丈は着物に合わせて、裾よけの着丈は身長に合わせて調節してください。

 

今回は、並幅の2倍の幅があるモスリンの襦袢地を使用していますが、並幅の襦袢地を使用して無双袖を作る場合は、(袖丈+縫い代)の4倍の長さで片袖分を裁断します。

 

並幅の場合は袖口側も縫う必要があるため、作り方も少し違います。

 


スポンサードリンク
 

 

 

並幅の生地で作る場合

 

胴部分に並幅の晒を使用する場合は、裁断方法や縫い方が異なります。

 

春・秋用に、胴部分を晒にして、今回の袖生地の余りを使ったひとえ袖の襦袢もいずれ作りますので、またその時に詳しく作り方などについて書きたいと思っています。

 

ひとまず、2日目はここまでで、次回身頃を縫っていきます(ネル生地ですので、ミシンでダダダーっといきます!)。

 

記事『こどもの半襦袢を作る』へのリンク

 

プロローグ:

子供用のうそつき襦袢を作ることにした! 綿ネル生地であったか。

こどもの半襦袢が完成しました!

子どもだって半衿でおしゃれを楽しむ。

 

6日完成シリーズ:

こどもの無双袖半襦袢を作る Day1  半襦袢の寸法・材料

こどもの無双袖半襦袢を作る Day2  生地を裁断する👈いまここ

こどもの無双袖半襦袢を作る Day3  身頃を縫う

こどもの無双袖半襦袢を作る Day4  衿を縫う

こどもの無双袖半襦袢を作る Day5  無双袖を縫う

こどもの無双袖半襦袢を作る Day6  袖付け・肩揚げ(最終日)